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2022.4.04

2022/04/04 輝く子どもたち特集⑬

~2021年度 学園だより 3月号より~

『授業にiPadがあって』  河合 幸仁(4年 理科担当)

理科では、しらかば祭が始まった時から毎年作品の展示を続けています。見てくれた人に学習内容が伝わるように取り組んでいます。4年生は「結晶つくり」に加えて「季節と生き物」の観察記録を展示します。それには春に導入されたiPadの活躍があるのです。

幸か不幸か今年のしらかば祭は、またしてもオンラインとなりました。今まで小さめの観察カードにスケッチをかいて、模造紙に貼り付けてまとめたこともあるのですが、どうしてもスペースに限界があって展示が難しかったのです。それがiPadになってどうでしょう。みんなで撮影してきた写真を選び、クラスごとの校庭地図に貼り付けて、春・夏・秋・冬と季節ごとの校庭の観察結果を発表する事ができるのです。もちろん一目見ただけでは写真が小さくて分からないのですが、どーんと拡大することで見覚えのある景色がはっきりとわかるのです。

地図にのせる写真を班で選ぶ過程では、子どもたちに色々な気づきをもたらしてくれています。日記から紹介します。


「冬の季せつと生き物」

今日の一、二時間目は、理科で、むかしのはんの人と、冬の季せつと生き物を調べました。私は一ぱんなので、おもちつきなどをする、理科室と体育館の間の場所がたんとうです。秋と比べて大きく変わっていたのはクワのきです。秋はまだ少し葉が残っていましたが、冬(今)は葉が一つもなかった事です。まだまだあります。自分では見つけてなかった物も、ほかの人が見つけているという事があったので、みんなともっと共有したいなと思いました。


今は、オンライン授業のときに単元を入れ替えた「もののとけかた」のまとめで、結晶作りを中心にやっています。結晶が大きく育つのを待ちながら、ノートをふり返りつつiPadで作品にしています。実物にふれあうことと、iPadでの作品作りをうまくつないで学習を深めていけたらと思っています。

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