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2021.4.06

2021/04/06 輝く子どもたち特集⑪

~2020年度 学園だより2月号より~

『毎日がTOPICS』  福士 裕紀(1~6年生英語担当)

昨年度1月に、学園のホームページが新しくなり、「TOPICS」という日々の学校の様子をお伝えするコーナーができました。今年度は私が主な担当者となったのですが、できれば毎日更新という仕事に、始めは正直億劫な気持ちが…。今年度は行事も少ないため、記事にする内容があるかどうか、という不安もありました。

蓋を開けてみると、カメラを手に歩いているだけで、記事にしたい子どもたちの様子がゴロゴロ転がっていて、例えるなら「宝探し」、ではなく、「宝選び放題」状態です。授業中の子どもたちの表情、係の仕事を全うする姿、好きなことに打ち込んでいるときの目、友だちとおしゃべりしているときの笑顔。

とにかく生き生きと輝いている子どもたちです。「先生写真撮って~!」と変顔を毎回披露してくれる子もいれば、カメラを向けると「きゃー!」と恥ずかしがって逃げる子もいます。子どもたちの反応にも、個性があって毎日ほっこりさせられます。TOPICSの担当になってから、子どもたちの素敵な一面を発見する機会が格段に増えました。

先日1年生の男の子の日記に、人身事故で電車が遅れ、3年生のお兄さんお姉さんとバスで学校に向かったことが書いてありました。電車が動かないから下級生も連れてバスで行こう、と判断した3年生の行動に、感動しました。その1年生の男の子の日記は、「1年生にやさしくしてあげられる3年生になりたいです。」と締めくくられていました。学校の外でも日々、そんな素敵なTOPICSがたっぷりあります。

記事を書きながら思うことは、人との関わりの中で子どもたちは輝きを増していくのではないか、ということです。休校という期間を経て、学校で友だちに会えること、みんなで授業を受けられることがいかに大切で、貴重なことであるかを子どもたちは教えてくれます。子どもたちの姿をカメラで追うときや、撮った写真を編集するとき、昔恩師に言われた‘Life is not what you know, but who you know.’という言葉を思い出すのでした。子どもたちは学園で、友だちや先生と関わり合いながら、毎日がTOPICSになるような生活を送っているのではないでしょうか。

あれほど億劫に感じていたTOPICSが、今では宝箱のような大切な仕事になっています。(記事にしたかったのに時期が手遅れに…という写真がフォルダに溜まっていますが…。)輝く子どもたちとの、宝もののような日々をこれからもお伝えしていきたいです。

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