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2019.9.19

2019/09/06 4年生社会科見学

4年生は、1学期に自分たちのくらしと密接に関わる水道やごみについて学習をしました。そこで子どもたちが感じたこと、もっと知りたいと思ったこと、疑問に思ったことなどを、2学期の社会科見学で実際に見に行きました。

訪れた場所は、中央防波堤埋め立て処分場と、東京都水道歴史館です。どちらも東京都のごみの処理の様子や、水道が整備されるまでの過程を職員の方に説明していただきました。

中央防波堤埋め立て処分場では、埋立地を長く使うために、ごみを細かく砕いている所を実際に見学しました。子どもたちは、大きな機械で家具が砕かれていく様子にとても驚いていました。さらに驚いたのは、30メートルの高さにある埋立地へ降り立った時でした。ごみが埋め立てられている所なのに臭いが全くなく、自然もたくさんあり、埋立地と言われないと分からないくらい、とてもきれいな所でした。見学の最後に、見晴らし広場から「ごみー!減らすぞー!」と元気に叫んだ子どもたち。その言葉が子どもたちの胸に刻まれたことと思います。

次に、東京都水道歴史館へ行きました。江戸時代から水道が整備されていたことを知り、当時の人々の工夫のすごさを感じました。また、実際に木樋を持つ体験をし、しっかりとした作りの木樋に驚いていました。

近現代の水道についての展示では、戦争中の水がどれだけ大切だったかや、小河内ダムをつくるまでの苦労や努力、現在の水の供給状況などを学びました。その日の子どもたちの日記には、「水がどれだけ大切なものかを改めて感じた」「水のむだづかいをしないようにしたい」などの言葉があり、埋め立て処分場の見学同様、こちらも自分にできることはないか子どもたち一人ひとりが考えるきっかけになったのだと思います。

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